コジマ企業分析2022年

主に株主優待目当てで保有しているコジマに点数をつけてみたいと思います。
コジマはビックカメラの子会社ですね
2022年8月決算データから分析をしています。

収益性(30点満点)

売上/営業利益/純利益/利益率は大きな変化はありません。横ばいですね。
営業キャッシュフローが7772百万円と前期比305%と爆上がりしております。十分に本業でキャッシュが手に入れられてますね。さて、なぜ売上や利益が変わっていないのにキャッシュが増えているのか・・。(;´・ω・)
今期が良かったというよりは、前期が悪かった(前受け金の減少や仕入れ債務の増加が大きかった)というようにデータから読み取れます。
ただしキャッシュフローマージンは2.8%と低い値。ビックカメラも3.2%と低く薄利多売という商売柄しかたがないのかもしれませんね。

【主な指標】
営業キャッシュフロー:1918→7772百万円
キャッシュフローマージン:0.6→2.8%

収益性:12点

安定性(40点満点)

【安定性指標分析】
流動比率、固定比率、自己資本比率は良い数字です。前期からは横ばいといった感じですね。財務キャッシュフローもマイナスとなり、しっかりと借金を返済できていそうです。

【主な指標】
財務キュッシュフロー:▲12540→▲6003百万円
流動比率:199.3→192.9% ※かなり高い値を保持
自己資本比率:52.4→52.9%

安定性:33点

投資積極性(20点満点)

※本項目は、有形固定資産の増減を減価償却費で割った値をもとにしております。100%であれば減価償却費と同等の投資をしていることになります。
投資は現状維持といったところでしょうか。悪くはないです。

【主な指標】
有形固定資産購入:841→1779百万円
投資/減価償却比率:95.6%

投資積極性:10点

株主還元(10点満点)

配当は14円。横ばいですね。
配当性向は18.7%となっております。少し物足りない数字ではあります。。。
株主優待も実施している企業です。

【主な指標】
配当:14→14円
配当性向:17.1→18.7%
株主優待:1000円分の買い物券(長期保有優遇制度あり)。年1回。

株主還元:4点

総合評価(100点満点)

総合評価は59点となりました。
安定性はかなり高そうですが、収益性が厳しそうですね。国内の景気がこんな状況だと、小売り業はなかなか成長するようなイメージは持てないですよね・・・。安定性は高いと感じておりますので、株主優待目当てで購入するのはアリだとは思います。
それでは(*`・ω・)ゞ

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