ビックカメラ企業分析2022年

ビックカメラを勝手に分析して点数をつけてみたいと思います。

収益性(30点満点)

売上高は7923億円となっておりますが、前年比で▲5%とコロナ巣ごもり需要減の影響が出ていそうです。純利益前年比も▲34%と振るわない感じですが、まだまだ十分利益は出ていると感じます。
ただ、営業利益率が2%台とかなり低い値にはなってます
薄利多売の商売ということでしょうか。。。

収益性:18点

安定性(40点満点)

流動比率は、固定比率、自己資本比率どれも前年比で悪化しております。自己資本比率はなんとか40%は欲しいところです。
流動比率148%→127%
固定比率48%→51%
自己資本比率39%→37%

またキャッシュフローは▲193億円となっておりますが、営業キャッシュフローは大幅増加しており、主に長期借入金の返済によってキャッシュが減少しているだけなので特に問題は無いと判断します。
キャッシュフロー実力値が298億円→248億円へ減少しているのが少し気になりますが。

安定性:28点

投資積極性(20点満点)

本項目は、有形固定資産の増減を減価償却費で割った値をもとにしております。100%であれば減価償却費と同等の投資をしていることになります。
2022年は78%となっております。投資は控えて、内部留保や借金返済を進めているように感じます

投資積極性:7点

株主還元(10点満点)

配当は15円。
配当性向は45.2%となっております。
配当は2021年から横ばいですが利益が下がった分、配当性向がUPしていますね。45%は少し高めですが無理をしているというレベルではないと判断します。また、ビックカメラは株主優待も実施しているため株主還元としては積極性を感じます。

株主還元:8点

総合評価(100点満点)

総合評価は61点となりました。
投資に少し消極性が見られますが、全体としては悪くないと判断しております。現状は問題無いですが、成長性/将来性は疑問符が残ります。
それでは(*`・ω・)ゞ

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