自己資本比率の狙い値

日本株を購入する基準の一つとして、自己資本比率を重視してします。ずばり自己資本比率40%以上の銘柄が選定の基準になってます。(株主優待狙いで購入したものは除く)

自己資本比率というのは、簡単にいえば資産の内、自己資本(返却の必要の無い資産)が占める割合のことです。裏返せば、「借金していない率」となります。仮に50%なら資産の半分が借金。100%なら無借金です✌️

高ければ高いほど良い❗️と思われそうですが、そう単純でも無い指標です。借金をする事で、投資を加速させ売上を上げるなど、「借金によるレバレッジ」で企業の規模を早く大きくするこどが可能になります。逆に自己資本比率が高い企業は、事業拡大に消極的なのでは?との疑問も出てきます。

ただし、この辺りは減価償却と投資に関わるキャッシュフローとの関係も重要になってくるため一概には決められません。

そこで私が考える解としては、「自己資本比率は40%以上を基本とする」です。前述のとおり、自己資本比率だけでは決められませんし、値が高いから良いというわけ訳ではありません。ただ、自己資本比率が高いということは言い換えれば「まだ借金をする余裕がある」とも考えられます。高いことは悪いことでは無いと言うのが私の考えです。

また、完全に40%で区切っているわけでもありません。他の指標が良いのに、自己資本比率が38%なのでNGとはさすがに考えません(もちろん自己資本比率が20%しかないとかなら、他の指標が良くてもその銘柄は除外します)。その辺りは他の指標との合わせ技で柔軟に考えていきます。

また、金融系の会社などその性質上、自己資本比率が低い企業もあります。そういった銘柄も自己資本比率のルールは対象外として、他の指標で判断しています。

他の指標については、また、後日ご紹介しますね。

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